
「淡路島の天然真鯛」商品リニューアルのお知らせ
しらすをはじめ、わかめや鯛などの海の幸が名産の淡路島。道の駅あわじでも、しらすや天然真鯛を使った商品がお土産としても人気です。そんな道の駅あわじで人気の「淡路島の天然真鯛」を使った商品のパッケージが、この度リニューアルしました! おめでたい節目に、大切なあの人に...ギフトとして贈りたい!道の駅あわじ公式セレクトショップ「LOCALE」おすすめの、淡路島の天然真鯛を使った商品をご紹介します! 新商品はこちら 鯛のこだわり淡路島の天然真鯛 鯛沖漬け もともと道の駅あわじで提供していた「鯛のたまごかけごはん」を自宅でも味わいたいという、お客様の声から生まれた「もっちり鯛のたまごかけごはんのもと」。新商品名は「淡路島の天然真鯛 鯛沖漬け」に! 淡路島で活き締めされた天然真鯛を、道の駅あわじスタッフ考案の柑橘香る特製だれに漬け込んで作った鯛沖漬け。冷凍とは思えないほど、しっかりと歯応えがあり、もっちりとした食感を楽しめます。熱々のご飯に盛り付け、卵をかけてお召し上がりください。 商品はこちら>鯛沖漬け(4食) 鯛のこだわり 淡路島の潮流で育ち、漁師が活かす天然真鯛 淡路島の天然真鯛は、飴色がかった透明感あふれる身、脂のノリも十分でもっちりした粘りや歯ごたえがあり、甘みが多く感じられるといった特徴があります。淡路島周辺には、鳴門海峡、明石海峡、紀淡海峡と3つの海峡があり、潮の流れが良く、しらすをはじめとした鯛のエサが豊富に恵まれた好漁場となっています。そのため旨みがある良質な鯛が獲れるんです。また、3つの海峡が生み出す早い潮流にもまれることで、筋肉質で身が締まった鯛が育ちます。そして、漁港で水揚げされた魚を生きたまま大きな生け簀で一晩静かに休ませる漁師の技術「活け越し」をしたのちに、一気に活き締めにすることで、うま味成分を多くたくわえた状態で熟成されるんです。魚本来のおいしさに加えてひと手間かけられていることが、格別なおいしさの鯛を生む理由なんです。 LOCALEだけでしか買えない限定商品 こだわりのデザイン 淡路島では漁師をはじめ地元の努力によって、生しらすの魅力が認知され人気となっています。今回パッケージリニューアルに際して「淡路島にはシラスだけでなく、鯛をはじめとした豊かな海の幸があることも知ってほしい」という漁師の声から、淡路島の天然真鯛の魅力を伝えるデザインを開発しました。 淡路島の天然真鯛が美味しい理由は、豊富なエサにあります。シラスをはじめとした小魚やカニ、エビ、イカ、タコ、ゴカイなど、鯛のエサの種類が豊富で量も多いことから、天然真鯛の好漁場になっています。シラスは海の草原と呼ばれ、しらすが豊かに育つ海は、それをエサにする魚が多く集まり、美味しい魚として育つということを意味します。そのような「シラスの草原」をデザインとして表現しました。波のように見える模様は、実はシラスを表現しています。そして、美味しい淡路島の天然真鯛をご自宅で楽しんでいただきたいという思いから、淡路島の海を背景に撮影した商品写真を配置しています。 さらに、左上にある「LOCAL SEAFOOD AWAJI」というタイトル。ここに私たちの思いが込められています。「LOCAL SEAFOOD」つまり、日本語で言う地魚。 FARM TO TABLEなど、畑の地産地消は注目され、人気になっていますが、海の幸についてはまだまだ知られていないことが多いように思います。淡路島にはたくさんの漁港があり、たくさんの漁師たちが海の営みを行なっています。 淡路島に来られた方に、ぜひ淡路島の豊かな海の景観を眺めながら、淡路島の地魚の魅力と漁師の技術を知ってほしい、そんな思いから、地魚をプロモーションするため「LOCAL...
「淡路島の天然真鯛」商品リニューアルのお知らせ
しらすをはじめ、わかめや鯛などの海の幸が名産の淡路島。道の駅あわじでも、しらすや天然真鯛を使った商品がお土産としても人気です。そんな道の駅あわじで人気の「淡路島の天然真鯛」を使った商品のパッケージが、この度リニューアルしました! おめでたい節目に、大切なあの人に...ギフトとして贈りたい!道の駅あわじ公式セレクトショップ「LOCALE」おすすめの、淡路島の天然真鯛を使った商品をご紹介します! 新商品はこちら 鯛のこだわり淡路島の天然真鯛 鯛沖漬け もともと道の駅あわじで提供していた「鯛のたまごかけごはん」を自宅でも味わいたいという、お客様の声から生まれた「もっちり鯛のたまごかけごはんのもと」。新商品名は「淡路島の天然真鯛 鯛沖漬け」に! 淡路島で活き締めされた天然真鯛を、道の駅あわじスタッフ考案の柑橘香る特製だれに漬け込んで作った鯛沖漬け。冷凍とは思えないほど、しっかりと歯応えがあり、もっちりとした食感を楽しめます。熱々のご飯に盛り付け、卵をかけてお召し上がりください。 商品はこちら>鯛沖漬け(4食) 鯛のこだわり 淡路島の潮流で育ち、漁師が活かす天然真鯛 淡路島の天然真鯛は、飴色がかった透明感あふれる身、脂のノリも十分でもっちりした粘りや歯ごたえがあり、甘みが多く感じられるといった特徴があります。淡路島周辺には、鳴門海峡、明石海峡、紀淡海峡と3つの海峡があり、潮の流れが良く、しらすをはじめとした鯛のエサが豊富に恵まれた好漁場となっています。そのため旨みがある良質な鯛が獲れるんです。また、3つの海峡が生み出す早い潮流にもまれることで、筋肉質で身が締まった鯛が育ちます。そして、漁港で水揚げされた魚を生きたまま大きな生け簀で一晩静かに休ませる漁師の技術「活け越し」をしたのちに、一気に活き締めにすることで、うま味成分を多くたくわえた状態で熟成されるんです。魚本来のおいしさに加えてひと手間かけられていることが、格別なおいしさの鯛を生む理由なんです。 LOCALEだけでしか買えない限定商品 こだわりのデザイン 淡路島では漁師をはじめ地元の努力によって、生しらすの魅力が認知され人気となっています。今回パッケージリニューアルに際して「淡路島にはシラスだけでなく、鯛をはじめとした豊かな海の幸があることも知ってほしい」という漁師の声から、淡路島の天然真鯛の魅力を伝えるデザインを開発しました。 淡路島の天然真鯛が美味しい理由は、豊富なエサにあります。シラスをはじめとした小魚やカニ、エビ、イカ、タコ、ゴカイなど、鯛のエサの種類が豊富で量も多いことから、天然真鯛の好漁場になっています。シラスは海の草原と呼ばれ、しらすが豊かに育つ海は、それをエサにする魚が多く集まり、美味しい魚として育つということを意味します。そのような「シラスの草原」をデザインとして表現しました。波のように見える模様は、実はシラスを表現しています。そして、美味しい淡路島の天然真鯛をご自宅で楽しんでいただきたいという思いから、淡路島の海を背景に撮影した商品写真を配置しています。 さらに、左上にある「LOCAL SEAFOOD AWAJI」というタイトル。ここに私たちの思いが込められています。「LOCAL SEAFOOD」つまり、日本語で言う地魚。 FARM TO TABLEなど、畑の地産地消は注目され、人気になっていますが、海の幸についてはまだまだ知られていないことが多いように思います。淡路島にはたくさんの漁港があり、たくさんの漁師たちが海の営みを行なっています。 淡路島に来られた方に、ぜひ淡路島の豊かな海の景観を眺めながら、淡路島の地魚の魅力と漁師の技術を知ってほしい、そんな思いから、地魚をプロモーションするため「LOCAL...

淡路島のしらすと並ぶ海の特産品 「えびす鯛」を知っていますか?
淡路島の海の特産品 瀬戸内の豊かな海に囲まれた淡路島は、海の幸も豊富。淡路島を代表する海産物であるしらすやいかなご、ふわふわの食感が特徴の新芽のり、天然鯛、鱧などは有名どころ。また、真だこや「淡路島3年とらふぐ」で有名なとらふぐ、生わかめなど...その種類は驚くほど多く、淡路の海は”天然の生簀(いけす)”と呼ぶにふさわしいほどの、魚介の宝庫なんです。その中でも淡路島の鯛は、しらすと肩を並べるほどの特産品。島内の飲食店や宿では、鯛料理がランチなどで気軽に楽しめるお店がたくさんあるんですよ。 特産品について詳しくはこちら>淡路島の海産物 淡路島の鯛の名前は 淡路島でしらすと並ぶ特産品である天然鯛ですが、2021年に新しいブランド魚「淡路島えびす鯛」としてデビューしたことはみなさんご存知ですか?淡路島で獲れる天然の真鯛をもっと認知を広げ、楽しんでもらうために、生産者、料理人、行政がタッグを組み推進する取り組みです。「淡路島えびす鯛」は、淡路島内の漁港で水揚げされた天然真鯛の総称です。 古事記にも日本の”はじまりの島”として描かれている淡路島では、国生み神話が今もなお残っています。イザナギノミコトとイザナミノミコトの最初の子供がえびす様であり、二人の神様が最初に生み出した島が淡路島であると言われています。えびす神は航海、海上安全、大漁の神として、陸では、五穀豊穣、商売繁盛、幸福を招きいれる、非常に縁起の良い神様として島民の信仰を集めてきました。淡路島で水揚げされる天然の真鯛が「淡路島えびす鯛」と名付けられた理由は、淡路島に伝わるこの「えびす信仰」に由来しているんですね。 淡路島の天然鯛の特徴は 南あわじ市の丸山漁港から北の岩屋、南の沼島まで島内に17ある漁協すべてで鯛漁が行われ、淡路島全体が好漁場として知られています。淡路島周辺には鳴門海峡、明石海峡、紀淡海峡と3つの海峡があり、潮の流れが良く、鯛のエサとなるカニやエビが豊富なため、旨みがある良質な鯛が漁獲されるそうです。また3つの海峡に面することで潮の流れが速くなり、鯛の運動量が多くなり、筋肉質で身が締まって格別においしいと言われているんです。 古代から長い間、朝廷に食料を献上する「御食国」として、海産物などを献上してきたとされている淡路島。現代でも南あわじ市の丸山漁港で水揚げされた真鯛で作られる「干鯛」は、大正、昭和、平成、令和と代々の天皇陛下即位の儀式に献上された逸品で「献上鯛」と呼ばれており、美しい色と形が特徴です。丸山漁港から漁場までは漁船でたった10分という近さであるため、鮮度の高い鯛を手にいれることができます。その中でも、献上鯛は重さ1.5キロ前後の色つや、形が良いものを厳選し、干し上げて出来た「干鯛」は「献上鯛」と呼ぶにふさわしい堂々たる美しさです。 淡路島の天然鯛の旬はいつ 「淡路島の天然鯛」の旬の時期は9月〜翌年2月頃と言われています。淡路島では、鯛は通年獲れますが、特に越冬前の9月〜11月は脂がのった一番おいしいといわれる季節で、この時期に獲れる鯛は「紅葉鯛(もみじたい)」とも呼ばれています。一方で4月〜6月にとれる鯛は淡白な味わいが魅力で「桜鯛」と呼ばれています。このように1年を通して、季節によって味わいの違う鯛が楽しめるのも淡路島の鯛ならではの特徴です。 漁師の技術「活け越し」 魚そのものの身の締まりや脂のノリももちろんおいしさに大きく影響しますが、もうひとつ、淡路島えびす鯛にはおいしさの秘密があります。それは「活け越し」という魚を獲ったあとに施す伝統的な技術。釣りをしたことがある人なら想像しやすいかと思いますが、魚を釣り上げたとき、水から上がってきた魚はビチビチと暴れていますよね。そういった状態で緊張してストレスを感じたり、エネルギーを使ってしまうと、旨み成分であるイノシン酸は減ってしまうそう。そのため、獲った鯛を締めるまでの間、生け簀で泳がせてリラックスした状態で生かしておくのが「活け越し」と呼ばれる技術。こうして魚本来のおいしさに加えて、ひと手間かけられているのが、他にないおいしさを生む理由なんですね。 道の駅あわじの「鯛」商品 道の駅あわじにはしらすや玉ねぎといった商品と肩を並べて、鯛を使った人気のお土産商品もたくさん。その一部をご紹介します。 鯛茶漬け 道の駅あわじオリジナルの醤油ベースにごまがたっぷり入った漬けだれで絡めた鯛茶漬けは、店頭でも人気の商品。料亭などお店で味わうことが多い、本格的なごまだれの鯛茶漬けを、お湯をかけるだけで家庭で簡単に味わえます。ちょっとした自分へのご褒美や、休日のプチ贅沢ご飯におすすめの逸品です。 商品はこちら>鯛茶漬け(3食) 鯛沖漬け もともと道の駅あわじで提供していた「鯛のたまごかけごはん」を自宅でも味わいたいという、お客様の声から生まれた「鯛の沖漬け」。漁師町淡路島岩屋で採れた鯛を手早く調理し、道の駅あわじスタッフ考案の秘伝のタレに漬け込むことで、人気メニューがおうちで楽しめる保存可能な商品として販売が実現しました。レシピはとっても簡単!熱々のご飯に、自然解凍した鯛の切り身と漬けだれをそのまま盛り付けて、卵をかけたら出来上がり。忙しい日常の中でも、気軽に淡路島ならではの鯛丼を味わうことができる優れもの。柑橘が香る秘伝の漬けだれは、余すことなくごはんにつけて食べると絶品です。 商品はこちら>鯛の沖漬け(4食) 鯛めしの素 淡路島産の真鯛を贅沢に使用した「鯛めしの素」。新鮮な鯛の身を一つ一つ丁寧にほぐしとり、さらに頭の部分”カマ”を丸ごと贅沢に使うことで、しっかりと出汁が出て本格的な味わいに。通常廃棄されることの多いカマまで使用し、鯛一匹を余すことなく活用することには、地元の食材を無駄にしないという道の駅の想いも詰まっています。調味だしも、オリーブオイルを入れ込んだ道の駅あわじのオリジナルレシピのもの。炊飯ジャーに入れて炊き上げれば、香ばしい鯛の身と瀬戸内の海の香りが食卓を満たします。 商品はこちら>鯛めしの素(2合用)...
淡路島のしらすと並ぶ海の特産品 「えびす鯛」を知っていますか?
淡路島の海の特産品 瀬戸内の豊かな海に囲まれた淡路島は、海の幸も豊富。淡路島を代表する海産物であるしらすやいかなご、ふわふわの食感が特徴の新芽のり、天然鯛、鱧などは有名どころ。また、真だこや「淡路島3年とらふぐ」で有名なとらふぐ、生わかめなど...その種類は驚くほど多く、淡路の海は”天然の生簀(いけす)”と呼ぶにふさわしいほどの、魚介の宝庫なんです。その中でも淡路島の鯛は、しらすと肩を並べるほどの特産品。島内の飲食店や宿では、鯛料理がランチなどで気軽に楽しめるお店がたくさんあるんですよ。 特産品について詳しくはこちら>淡路島の海産物 淡路島の鯛の名前は 淡路島でしらすと並ぶ特産品である天然鯛ですが、2021年に新しいブランド魚「淡路島えびす鯛」としてデビューしたことはみなさんご存知ですか?淡路島で獲れる天然の真鯛をもっと認知を広げ、楽しんでもらうために、生産者、料理人、行政がタッグを組み推進する取り組みです。「淡路島えびす鯛」は、淡路島内の漁港で水揚げされた天然真鯛の総称です。 古事記にも日本の”はじまりの島”として描かれている淡路島では、国生み神話が今もなお残っています。イザナギノミコトとイザナミノミコトの最初の子供がえびす様であり、二人の神様が最初に生み出した島が淡路島であると言われています。えびす神は航海、海上安全、大漁の神として、陸では、五穀豊穣、商売繁盛、幸福を招きいれる、非常に縁起の良い神様として島民の信仰を集めてきました。淡路島で水揚げされる天然の真鯛が「淡路島えびす鯛」と名付けられた理由は、淡路島に伝わるこの「えびす信仰」に由来しているんですね。 淡路島の天然鯛の特徴は 南あわじ市の丸山漁港から北の岩屋、南の沼島まで島内に17ある漁協すべてで鯛漁が行われ、淡路島全体が好漁場として知られています。淡路島周辺には鳴門海峡、明石海峡、紀淡海峡と3つの海峡があり、潮の流れが良く、鯛のエサとなるカニやエビが豊富なため、旨みがある良質な鯛が漁獲されるそうです。また3つの海峡に面することで潮の流れが速くなり、鯛の運動量が多くなり、筋肉質で身が締まって格別においしいと言われているんです。 古代から長い間、朝廷に食料を献上する「御食国」として、海産物などを献上してきたとされている淡路島。現代でも南あわじ市の丸山漁港で水揚げされた真鯛で作られる「干鯛」は、大正、昭和、平成、令和と代々の天皇陛下即位の儀式に献上された逸品で「献上鯛」と呼ばれており、美しい色と形が特徴です。丸山漁港から漁場までは漁船でたった10分という近さであるため、鮮度の高い鯛を手にいれることができます。その中でも、献上鯛は重さ1.5キロ前後の色つや、形が良いものを厳選し、干し上げて出来た「干鯛」は「献上鯛」と呼ぶにふさわしい堂々たる美しさです。 淡路島の天然鯛の旬はいつ 「淡路島の天然鯛」の旬の時期は9月〜翌年2月頃と言われています。淡路島では、鯛は通年獲れますが、特に越冬前の9月〜11月は脂がのった一番おいしいといわれる季節で、この時期に獲れる鯛は「紅葉鯛(もみじたい)」とも呼ばれています。一方で4月〜6月にとれる鯛は淡白な味わいが魅力で「桜鯛」と呼ばれています。このように1年を通して、季節によって味わいの違う鯛が楽しめるのも淡路島の鯛ならではの特徴です。 漁師の技術「活け越し」 魚そのものの身の締まりや脂のノリももちろんおいしさに大きく影響しますが、もうひとつ、淡路島えびす鯛にはおいしさの秘密があります。それは「活け越し」という魚を獲ったあとに施す伝統的な技術。釣りをしたことがある人なら想像しやすいかと思いますが、魚を釣り上げたとき、水から上がってきた魚はビチビチと暴れていますよね。そういった状態で緊張してストレスを感じたり、エネルギーを使ってしまうと、旨み成分であるイノシン酸は減ってしまうそう。そのため、獲った鯛を締めるまでの間、生け簀で泳がせてリラックスした状態で生かしておくのが「活け越し」と呼ばれる技術。こうして魚本来のおいしさに加えて、ひと手間かけられているのが、他にないおいしさを生む理由なんですね。 道の駅あわじの「鯛」商品 道の駅あわじにはしらすや玉ねぎといった商品と肩を並べて、鯛を使った人気のお土産商品もたくさん。その一部をご紹介します。 鯛茶漬け 道の駅あわじオリジナルの醤油ベースにごまがたっぷり入った漬けだれで絡めた鯛茶漬けは、店頭でも人気の商品。料亭などお店で味わうことが多い、本格的なごまだれの鯛茶漬けを、お湯をかけるだけで家庭で簡単に味わえます。ちょっとした自分へのご褒美や、休日のプチ贅沢ご飯におすすめの逸品です。 商品はこちら>鯛茶漬け(3食) 鯛沖漬け もともと道の駅あわじで提供していた「鯛のたまごかけごはん」を自宅でも味わいたいという、お客様の声から生まれた「鯛の沖漬け」。漁師町淡路島岩屋で採れた鯛を手早く調理し、道の駅あわじスタッフ考案の秘伝のタレに漬け込むことで、人気メニューがおうちで楽しめる保存可能な商品として販売が実現しました。レシピはとっても簡単!熱々のご飯に、自然解凍した鯛の切り身と漬けだれをそのまま盛り付けて、卵をかけたら出来上がり。忙しい日常の中でも、気軽に淡路島ならではの鯛丼を味わうことができる優れもの。柑橘が香る秘伝の漬けだれは、余すことなくごはんにつけて食べると絶品です。 商品はこちら>鯛の沖漬け(4食) 鯛めしの素 淡路島産の真鯛を贅沢に使用した「鯛めしの素」。新鮮な鯛の身を一つ一つ丁寧にほぐしとり、さらに頭の部分”カマ”を丸ごと贅沢に使うことで、しっかりと出汁が出て本格的な味わいに。通常廃棄されることの多いカマまで使用し、鯛一匹を余すことなく活用することには、地元の食材を無駄にしないという道の駅の想いも詰まっています。調味だしも、オリーブオイルを入れ込んだ道の駅あわじのオリジナルレシピのもの。炊飯ジャーに入れて炊き上げれば、香ばしい鯛の身と瀬戸内の海の香りが食卓を満たします。 商品はこちら>鯛めしの素(2合用)...

淡路島名物のしらす・ちりめん!旬の時期や違い美味しい食べ方
「淡路島のおいしいものといえば」と聞かれたら、何を一番に思い浮かべますか? 今、頭の中に「しらす」を思い浮かべた人は、決して少なくないのではないでしょうか。古代から平安時代にかけて、皇室や朝廷に食糧を貢ぐ「御食国(みけつくに)」として栄えてきた歴史がある淡路島。たまねぎ、レタス、はくさい、キャベツ、みかん、いちじく、びわ、淡路島牛乳、淡路ビーフ、イカナゴ、シラス、淡路島3年とらふぐ、たこ、ハモ、マダイ、サワラ、海苔、ワカメ、手延べそうめん、、などなど、食べ物の特産物だけでもその数は他の地域に比べて桁違いの多さ。山の幸、海の幸、どちらも豊かなのも淡路島の特徴と言えます。そんな「食の宝島」と呼ぶにふさわしい淡路島の特産物として、今や「玉ねぎ」や「淡路牛」と肩を並べるくらいに知名度が高いのが「しらす」です。 淡路島 しらすの特徴 基本情報 なぜそれほど淡路島としらすのイメージが結びつきが強いのでしょうか。その理由は、兵庫県はしらす漁獲量が全国一位であること、またしらすの名産地として全国的に有名であることにあります。その中でも特に淡路島にある、岩屋港ではシラス漁が盛んに行われています。岩屋港は、淡路島の玄関口ともいわれる場所に位置する、豊かな漁場である明石海峡に面した港です。その岩屋港で水揚げされるしらすは、小さくてきらきらと光るその見た目から瀬戸内海の「海の宝石」と呼ばれているそうです。本来シラスはイワシ・ウナギなどの白い透明な稚魚に対して用いられる総称ですが、しらす(干し)として市場に流通するのは、カタクチイワシやマイワシの稚魚を原料魚としたものとされており、その中でも淡路島しらすはカタクチイワシの稚魚です。成長すると、お味噌汁などの出汁をとる際に欠かせない「いりこ」の原料になる魚なんですよ。 そんなシラス漁が盛んな淡路島を訪れたら絶対に食べたいのが「生しらす」です。生しらすとはその名の通り「生のままのしらす」のこと。岩屋港で漁獲されたしらすを水揚げ後数分で急速冷凍、「きれいもん」と呼ばれるベテラン職人が目利きした最高鮮度のしらすのみを使用し、島の料理人たちが鮮度を生かして調理します。プリプリとして透き通った見た目は、鮮度が高いからこそ。「海の宝石」と呼ぶに相応しい、目にも美しい一品です。 この淡路島の生しらすは、全国漁業連合会より兵庫県の「プライドフィッシュ」に認定された日本のオンリーワン商品。プライドフィッシュとは、地域ごとや季節ごとに、魚を知り尽くした漁師が選ぶ”今一番食べてほしい魚”のこと。淡路島のしらすは、兵庫県の夏のプライドフィッシュに選ばれています。漁師さんが選ぶ”本当に美味しい魚”に選ばれるのですから、淡路島を訪れたら食べない理由がないですよね! 旬について では、その生しらすが楽しめる時期はいつなのでしょうか。 淡路島のシラス漁は、毎年4月下旬から11月末まで。2023年の淡路島生しらす解禁日は、4月18日(火)のようです。また淡路島では、生しらす解禁とともに「淡路島生しらすプロジェクト」と呼ばれる、淡路島全域で生しらす丼を楽しめるキャンペーンが始まります。 2023年は4月18日(火)から11月30日(木)まで。プロジェクト期間中は、島内の68店舗でブランド食材「淡路島の生しらす」を使用したメニューが提供されるようです。どの店舗もそれぞれ美味しそうで、迷ってしまいます。 https://www.awajishima-namashirasu.com/ 毎年12月から翌年3月までは禁漁期間となり、しらすを獲ることができなくなります。もし、淡路島で獲れたばかりの「生しらす」を楽しみたい場合は、4月下旬から11月末までに訪れるのが良さそうですよ。 淡路島ではないものの関西に長年住んでおり、しらすやちりめん、いかなごなどの”小魚”を食べて大きくなった私からすると、食卓にそれらが並ぶことはごく自然なことでした。あまりに日常すぎて、”しらすは兵庫県の特産物である”ということを特段意識したことがなかったように思います。 今回仕事で淡路島について調べる機会をいただき、その中でも淡路島の「しらす」について調べていると、どうやら日本には兵庫県以外にも、しらすの漁獲量が多い地域はいくつかあるようです。(お恥ずかしながら、ついつい地元関西勢の兵庫県を贔屓してしまい、その他のしらすの有名どころへの知識がほぼありませんでした。) 日本国内の淡路島以外のしらすの有名どころ、一つ目は静岡県。静岡県のしらすは、3月下旬〜10月ごろ、春先から秋にかけてが旬の時期。特に6〜9月の間は水温が高めで、しらすの餌になるプランクトンが豊富になるので、好漁場になるんだとか。 二つ目の有名どころは神奈川県。禁漁期間である1月〜3月を除いては、ほぼ年間を通してしらすを獲ることができるそうで、なかでも、4月〜5月頃の「春しらす」はとくに甘味があって、美味しいといわれています。 三つ目は茨城県です。旬の時期は4〜6月と8〜10月で、特に9〜10月の間は脂がのって美味しいといわれています。同じしらすでも、地域によって旬の時期が異なるようですね。では淡路島ではいつが旬なのでしょうか? 先ほど淡路島のしらすの収穫時期は、4月下旬から11月末と述べましたが、その中でも旬といわれる時期は年に2回あります。春は4〜5月の間、秋の季節であれば9月中旬〜11月です。その期間に淡路島を訪れると、より美味しいしらすが楽しめますよ。 どのような種類があるの? ここまで淡路島の特産品であるしらすをご紹介してきましたが、皆さんはちりめん・しらす・いかなごの違いをご存知ですか?いずれも淡路島の海産加工物として地元の人々から親しまれており、前述の通り私自身もそれらの”小さな魚たち”を食べて育ってきましたが、改めて問われると、「ちりめんは乾燥したのん、しらすは茹でたのん、いかなごは甘辛く煮たのん!」そんなざっくりとした回答しか持ち合わせておりませんでした。では、正しい答えは一体なんなのでしょうか? まず「しらす」と「いかなご」の違いについて。 いかなごのくぎ煮で世に名を知らしめた魚「いかなご」はスズキ目イカナゴ科の小魚です。地域によって呼び名が異なり、関東では「小女子(コウナゴ)」と呼ぶのが一般的。 また、3〜4cmの特に小さなものは「新子(シンコ)」と呼ばれることもあります。関西では新子と呼ばれているイメージがありますよね。 一方でしらすは、マイワシやカタクチイワシなどの稚魚のことを指します。つまり、しらすといかなごは、そもそも魚の種類が違うということです!兄弟か、もしくは親戚か何かではないのかと思ってしまうほど、なんだか似ていますよね。種類が違えど、どちらも美味しいことは間違いありません。 続いて「釜揚げしらす」「しらす(干し)」「ちりめんじゃこ」の違い。 こちらの方が難易度は高めでしょうか。いずれも、イワシの稚魚を使っていますが、調理過程で煮沸後の乾燥度(水分率)によって呼び名・商品が変わるんだそう。生のしらすを釜茹でしただけのものを「釜揚げしらす」、釜茹で後、少し乾燥させたものを「しらす(干し)」、さらに水分を飛ばしてしっかりと乾燥させたものを「ちりめんじゃこ」と区別しているのだとか。 では、生しらすは? 生しらすとは、前にも述べたように、水揚げされた状態のままのしらすのことを指します。茹でや乾燥などの加工を一切していない、名前のとおり「生のままのしらす」です。先ほどの釜揚げしらすやちりめんじゃこになる前の「調理されていないしらす」のこと。劣化が非常に早く傷みやすいので、生しらすを食べられるのは漁場が近くにある地域の特権なんですね。...
淡路島名物のしらす・ちりめん!旬の時期や違い美味しい食べ方
「淡路島のおいしいものといえば」と聞かれたら、何を一番に思い浮かべますか? 今、頭の中に「しらす」を思い浮かべた人は、決して少なくないのではないでしょうか。古代から平安時代にかけて、皇室や朝廷に食糧を貢ぐ「御食国(みけつくに)」として栄えてきた歴史がある淡路島。たまねぎ、レタス、はくさい、キャベツ、みかん、いちじく、びわ、淡路島牛乳、淡路ビーフ、イカナゴ、シラス、淡路島3年とらふぐ、たこ、ハモ、マダイ、サワラ、海苔、ワカメ、手延べそうめん、、などなど、食べ物の特産物だけでもその数は他の地域に比べて桁違いの多さ。山の幸、海の幸、どちらも豊かなのも淡路島の特徴と言えます。そんな「食の宝島」と呼ぶにふさわしい淡路島の特産物として、今や「玉ねぎ」や「淡路牛」と肩を並べるくらいに知名度が高いのが「しらす」です。 淡路島 しらすの特徴 基本情報 なぜそれほど淡路島としらすのイメージが結びつきが強いのでしょうか。その理由は、兵庫県はしらす漁獲量が全国一位であること、またしらすの名産地として全国的に有名であることにあります。その中でも特に淡路島にある、岩屋港ではシラス漁が盛んに行われています。岩屋港は、淡路島の玄関口ともいわれる場所に位置する、豊かな漁場である明石海峡に面した港です。その岩屋港で水揚げされるしらすは、小さくてきらきらと光るその見た目から瀬戸内海の「海の宝石」と呼ばれているそうです。本来シラスはイワシ・ウナギなどの白い透明な稚魚に対して用いられる総称ですが、しらす(干し)として市場に流通するのは、カタクチイワシやマイワシの稚魚を原料魚としたものとされており、その中でも淡路島しらすはカタクチイワシの稚魚です。成長すると、お味噌汁などの出汁をとる際に欠かせない「いりこ」の原料になる魚なんですよ。 そんなシラス漁が盛んな淡路島を訪れたら絶対に食べたいのが「生しらす」です。生しらすとはその名の通り「生のままのしらす」のこと。岩屋港で漁獲されたしらすを水揚げ後数分で急速冷凍、「きれいもん」と呼ばれるベテラン職人が目利きした最高鮮度のしらすのみを使用し、島の料理人たちが鮮度を生かして調理します。プリプリとして透き通った見た目は、鮮度が高いからこそ。「海の宝石」と呼ぶに相応しい、目にも美しい一品です。 この淡路島の生しらすは、全国漁業連合会より兵庫県の「プライドフィッシュ」に認定された日本のオンリーワン商品。プライドフィッシュとは、地域ごとや季節ごとに、魚を知り尽くした漁師が選ぶ”今一番食べてほしい魚”のこと。淡路島のしらすは、兵庫県の夏のプライドフィッシュに選ばれています。漁師さんが選ぶ”本当に美味しい魚”に選ばれるのですから、淡路島を訪れたら食べない理由がないですよね! 旬について では、その生しらすが楽しめる時期はいつなのでしょうか。 淡路島のシラス漁は、毎年4月下旬から11月末まで。2023年の淡路島生しらす解禁日は、4月18日(火)のようです。また淡路島では、生しらす解禁とともに「淡路島生しらすプロジェクト」と呼ばれる、淡路島全域で生しらす丼を楽しめるキャンペーンが始まります。 2023年は4月18日(火)から11月30日(木)まで。プロジェクト期間中は、島内の68店舗でブランド食材「淡路島の生しらす」を使用したメニューが提供されるようです。どの店舗もそれぞれ美味しそうで、迷ってしまいます。 https://www.awajishima-namashirasu.com/ 毎年12月から翌年3月までは禁漁期間となり、しらすを獲ることができなくなります。もし、淡路島で獲れたばかりの「生しらす」を楽しみたい場合は、4月下旬から11月末までに訪れるのが良さそうですよ。 淡路島ではないものの関西に長年住んでおり、しらすやちりめん、いかなごなどの”小魚”を食べて大きくなった私からすると、食卓にそれらが並ぶことはごく自然なことでした。あまりに日常すぎて、”しらすは兵庫県の特産物である”ということを特段意識したことがなかったように思います。 今回仕事で淡路島について調べる機会をいただき、その中でも淡路島の「しらす」について調べていると、どうやら日本には兵庫県以外にも、しらすの漁獲量が多い地域はいくつかあるようです。(お恥ずかしながら、ついつい地元関西勢の兵庫県を贔屓してしまい、その他のしらすの有名どころへの知識がほぼありませんでした。) 日本国内の淡路島以外のしらすの有名どころ、一つ目は静岡県。静岡県のしらすは、3月下旬〜10月ごろ、春先から秋にかけてが旬の時期。特に6〜9月の間は水温が高めで、しらすの餌になるプランクトンが豊富になるので、好漁場になるんだとか。 二つ目の有名どころは神奈川県。禁漁期間である1月〜3月を除いては、ほぼ年間を通してしらすを獲ることができるそうで、なかでも、4月〜5月頃の「春しらす」はとくに甘味があって、美味しいといわれています。 三つ目は茨城県です。旬の時期は4〜6月と8〜10月で、特に9〜10月の間は脂がのって美味しいといわれています。同じしらすでも、地域によって旬の時期が異なるようですね。では淡路島ではいつが旬なのでしょうか? 先ほど淡路島のしらすの収穫時期は、4月下旬から11月末と述べましたが、その中でも旬といわれる時期は年に2回あります。春は4〜5月の間、秋の季節であれば9月中旬〜11月です。その期間に淡路島を訪れると、より美味しいしらすが楽しめますよ。 どのような種類があるの? ここまで淡路島の特産品であるしらすをご紹介してきましたが、皆さんはちりめん・しらす・いかなごの違いをご存知ですか?いずれも淡路島の海産加工物として地元の人々から親しまれており、前述の通り私自身もそれらの”小さな魚たち”を食べて育ってきましたが、改めて問われると、「ちりめんは乾燥したのん、しらすは茹でたのん、いかなごは甘辛く煮たのん!」そんなざっくりとした回答しか持ち合わせておりませんでした。では、正しい答えは一体なんなのでしょうか? まず「しらす」と「いかなご」の違いについて。 いかなごのくぎ煮で世に名を知らしめた魚「いかなご」はスズキ目イカナゴ科の小魚です。地域によって呼び名が異なり、関東では「小女子(コウナゴ)」と呼ぶのが一般的。 また、3〜4cmの特に小さなものは「新子(シンコ)」と呼ばれることもあります。関西では新子と呼ばれているイメージがありますよね。 一方でしらすは、マイワシやカタクチイワシなどの稚魚のことを指します。つまり、しらすといかなごは、そもそも魚の種類が違うということです!兄弟か、もしくは親戚か何かではないのかと思ってしまうほど、なんだか似ていますよね。種類が違えど、どちらも美味しいことは間違いありません。 続いて「釜揚げしらす」「しらす(干し)」「ちりめんじゃこ」の違い。 こちらの方が難易度は高めでしょうか。いずれも、イワシの稚魚を使っていますが、調理過程で煮沸後の乾燥度(水分率)によって呼び名・商品が変わるんだそう。生のしらすを釜茹でしただけのものを「釜揚げしらす」、釜茹で後、少し乾燥させたものを「しらす(干し)」、さらに水分を飛ばしてしっかりと乾燥させたものを「ちりめんじゃこ」と区別しているのだとか。 では、生しらすは? 生しらすとは、前にも述べたように、水揚げされた状態のままのしらすのことを指します。茹でや乾燥などの加工を一切していない、名前のとおり「生のままのしらす」です。先ほどの釜揚げしらすやちりめんじゃこになる前の「調理されていないしらす」のこと。劣化が非常に早く傷みやすいので、生しらすを食べられるのは漁場が近くにある地域の特権なんですね。...